秋っぽくなって来ていると思いきや、先生によるとこのまま蒸し暑くて、冬を迎えるという事を聞いて、秋が来ない事の環境変化に戸惑うばかりです。
でもそんな中でも、やるべき事を徹底する先生の背中を見て、弟子は喝をいただきに教室に通います。

さて今回も授業の前に動画を観ます。
テーマは「界面活性剤」
クリーニングにおける界面活性剤は水と油のように、本来混ざりにくいものを馴染ませる事だと思います。
でもそれだけでなく、紙おむつやセメントやシャンプー、化粧品、ボディソープなど本来混ざりにくいものを馴染ませて作っている事を知って広義にクリーニングを取られる事ができて、これからの知識に影響が与えられそうです。
こういうところがある先生の授業は他ではないところではないでしょうか?
午前の部
今回は「クリーニング消費者説明とカウンタークレーム実例」です。
クリーニング店における消費者説明とは
・サービスの内容(料金、納期、預かり証など)
・注意、リスクの説明(素材の特性、事前確認、事故防止と免責事項)
・仕上がり後の説明(引き渡し時のチェック、アフターケア)
特に大事な事は
トラブルになる前に「リスクを共有」する
「安心して預けられる店」という印象を持ってもらう
ここまではほとんどのクリーニング店がやっている事です。

教室では深掘りしていきます。(身を持って体験することを大事にします)
・貼るカイロが爆発した衣類の処理方法は?
・USBメモリをドライクリーニングしてしまったらデータ消失?
・ボンディング加工とは?
・異素材コーティングの確認方法は?
・段返りとは?
・服の各種部品の名前(プロとしての信頼感)
・サンプルの意味
など先生の元では世間情勢に沿って、新しい情報が学べます。
午後の部

今回のビフォーアフターです。
脇の汗染み処理です。

こんなシミも簡単に処理します。


『おい!綺麗にとれ〜』

私が取った後に先生が最後までかき出しているシーンです。(トホホ )
実は過去に先生から手羽先の食べ方で『おい!まだまだ食べれるやろ!ちゃんと綺麗に食べろ!』と叱られた事があります。(トホホ)
という事で今回を濃い内容盛りだくさんの教室でした。
皆様も一緒に学びましょう。
鵜川博明
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