2026年1月18日 不入流(いらずりゅう)神戸教室


今回の教室は座学がなく、お昼からの実技講習だけになります。

今日もリラックスムードで先生のトークを交えながら、リズムよく処理されていきます。

先生は現状より、いかに効率的にスピード処理をできるかを考えていて(処理するとどうなるか予測している)、時には色々なツールを使うことがあります。

その中の一つは今回はビニール袋。(日頃の作業をもっと効率的にできるように)

このやり方で処理した商品がこれです。

ワイシャツの黄ばみ処理です。

黄ばみの主原因

1. 皮脂汚れ

• 首回りは皮脂分泌が多く、毎回付着

2. 汗の成分(タンパク質・塩分)

• 乾燥→酸化で黄変

3. 洗剤・柔軟剤の残留

• 蓄積すると変色

4. アイロン熱

• 皮脂が焼き付き固定化

この事を十分踏まえ処理していきます。

**擦れ汚れ(摩擦汚れ)**は、黄ばみと別物で「繊維の表面に押し込まれた黒ずみ」が中心です。皮脂+外気汚れ+摩擦圧縮で発生します。通常洗いでは落ちにくく、前処理の質=仕上がりになります。

染み抜き処理は酵素処理→油性処理→水性処理→漂白処理をしていきます。

最初に予測しておく事は大事になります。

シミの「新旧」によって落ち方は変わります。

• 新しい → 落ちる•

・古い → 酸化・定着

落ちないシミの正体

• 染料変色

• 繊維焼け

• 摩耗

• 蛍光剤変色

これは「汚れではない」

→ 修復・染色領域

クリーニング店に求められる染み抜き処理は


汚れを落とす作業だけでなく、衣類を傷めずに・確実に・再発させない技術と判断力が重要です。

プロとしては

1. 汚れの見極め(最重要)

2. 素材への理解

3. 段階的な処理技術

4. 薬剤知識

5. 色泣き・輪ジミ防止

6. 再発防止の知識

7. 受付段階のヒアリング

8. 説明力(技術と同じくらい重要)

当教室ではこの点をしっかりアプローチして学んでいけます。

最後に最も大事なこと。

• 落とす執念

• やり過ぎない判断

• 素材への敬意

• 経験の蓄積

教室に行く道中での一コマを載せておきます。

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鵜川博明

不入流神戸 親不神会メンバー。(株)谷口商会 本社工場 工場長 いつまでも基本に忠実にし、時代の流れやスピードに合わせて、創意と努力でお客様の笑顔を作る事を心掛けています。そうすると洗いの先に何かサービスがあると思っています。その為に「脚下照顧」常に自分の足元をみて、日々精進して仕事に従事します。 趣味は身体を動かす事です。サッカーやフットサルは欠かせません。90年代のサッカーの話をすると止まりません。

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