2025年6月8日 不入流神戸教室「熱中症対策義務化について」

梅雨のジメジメと感じれる日々が多くなってきました。

そんな雰囲気でも、晴れ晴れと元気に大津先生先生のもとで今期初の教室が開催されました。

午前の部

今回の座学は熱中症対策についてです。

2025年6月1日から、職場における熱中症対策が厚生労働省によって義務化されました。具体的には、事業者は熱中症の危険がある労働者を早期に発見し、適切な対策を講じることが求められます。これは、労働安全衛生規則の改正によるもので、怠った場合には罰則が科される可能性があります。

とにかく、熱中症になやない為の事前対策がキモです。

具体的に講じる対策


対象

職場においてWBGT(暑さ指数)28度以上または気温31度以上の環境下で、連続1時間以上または1日4時間以上の作業を行う場合が対象となります。

内容

体制整備

熱中症患者の報告体制や、熱中症の悪化を防止する措置を整備することが求められます。

手順作成

熱中症患者が発生した場合の対応手順を事前に作成し、関係者に周知する必要があります。

周知徹底

従業員に対し、熱中症の症状や予防方法、対応手順などを周知する必要があります。

休憩場所の設置

休憩場所には、水分補給や塩分補給ができる環境を整える必要があります。

体重測定

必要に応じて、体重減少から熱中症のリスクを検知するための体重計などを設置することが推奨されています。

具体的な対策例

  • 遮熱対策:
    • 屋根や壁に遮熱材や遮熱シートを施工し、太陽光からの熱を反射させることで、工場内の温度上昇を抑制します。
    • 機械に遮熱シートを貼ることで、機械からの輻射熱をカットし、周辺温度の上昇を防ぎます。
  • 空調対策:
    • スポットクーラーを設置し、作業場所を局所的に冷やすことで、従業員の快適性を向上させます。
    • ウォータークーラーを設置し、従業員の水分補給を促します。
    • 空調設備を点検・メンテナンスし、最適な状態を保つことで、効率的な冷却を行います。
  • 換気対策:
    • 工場内の換気を改善し、熱気を外部に排出することで、工場内の温度を下げます。
    • 熱の発生源となる機械周辺に吸排気フードを設置し、局所的な換気を強化します。
  • 従業員への対策:
    • こまめな休憩時間を設け、従業員の体調管理を徹底します。
    • 冷却タオルやボディシートを活用し、体感温度を下げます。
    • 塩分と水分を十分に補給するよう促します。
  • その他:
    • ビニールカーテンで空間を仕切り、空調効率を高めます。
    • 断熱フィルムや断熱塗装を活用し、熱の侵入を防ぎます。
    • 大型ファンやシーリングファンを設置し、空気の循環を促します。

これらの対策を組み合わせることで、クリーニング工場はより快適な環境となり、従業員の健康管理や生産性向上に繋がります。

午後の部

午後からはの実技講習では先生の熱くて厳しい講習が待ってます。

必ず品質表示のチェックします。

海外表示でもアプリを使って調べます。

それからシミを見てしみ抜き方法を探ります。

この商品はユニホームの泥汚れ処理です。

赤土は最も落としにくくて、家庭で苦心して残ったままクリーニング屋さんに持ってくるケースがよくあります。

先生の処理方法はこの通りスッキリ!

『おい、どーやあ、取れてるかあ〜』

これは色の抜けのリスクの高いジーパンの処理

では今日のオフショット🎸

猫さんも登場しました。

先生のトークは全部

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鵜川博明

不入流神戸 親不神会メンバー。(株)谷口商会 本社工場 工場長 いつまでも基本に忠実にし、時代の流れやスピードに合わせて、創意と努力でお客様の笑顔を作る事を心掛けています。そうすると洗いの先に何かサービスがあると思っています。その為に「脚下照顧」常に自分の足元をみて、日々精進して仕事に従事します。 趣味は身体を動かす事です。サッカーやフットサルは欠かせません。90年代のサッカーの話をすると止まりません。

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