春も真っ盛り、そろそろ短パン解禁かな?と考えてる不入流神戸7番弟子、ソメカワです。
不入流全体としての弟子番号は253番ですので、二合さん…そう、毎晩白飯二合を飲(違
今回は兄弟子である五番弟子米井さん、六番弟子谷口さんに続いての自己紹介ブログです。
私と不入流との出会いは、実はかなり過去に遡ります。20年ほど前になると思いますが、その頃働いていたクリーニング店で「不入流」の名前を初めて耳にしました。
「しみ抜きのすごい集団が高知にいる。何でもきれいにする。酒ばっかり飲んでるらしい。」と。
その後、資材商さん主催の不入流勉強会(多分、高橋祖主が講師でした)に参加したり、大阪で行われたクリーニングの展示会などでのデモンストレーションを目の当たりにし、「この人達はえらいイカツくて、とにかく目立つな。速くて上手い」と強く感じました。今思えば、それは若い頃の私の師匠である、大津先生だったと思います。ごついブレスレットが強烈に記憶に残っています(笑
そしてしばらくは単発で開かれる勉強会や、資材商さんからオススメの資材を入れて貰って試行錯誤しながらクリーニングを勉強しました。いや、勉強したつもりになっていました。
ブツ切りで知識を仕入れていたために、私の頭の中も整理されないまま…本当に頭でっかちで、知ったかぶり君が出来上がっていました。自分では「けっこう出来てる」と少し天狗になっていたので、いろいろなことに対して上から目線…そんな時に、本当に前触れ無く師匠・大津先生と再会しました。
出会い頭に絡まれたわけではありません!
2014年の春に、兄弟子である米井師範のお店がリニューアルオープンした際にお邪魔させて貰ったんです。
わたしもちいさーく写っています(オレンジのバッグが懐かしい笑
リニューアルオープンイベントの一つとして、大津先生がしみ抜きの実演をされていました。
正直、見てパクって帰ろうと思ってガン見しました。
それを察した大津先生は…
ボトルのラベルを見えない方向にさりげなくひっくり返し、要所をものすごい速さで処理してしまいます。この人はどういう処理を行っているんだろう?ともう気になって仕方がありません。
どうしても気になったので、名刺交換させていただきました。
私「色んなところで勉強(したつもり)しましたが、こんなの初めてです」
大津先生「はいよろしくお願いします。かかってこんかい!」
記憶が曖昧でしたが、だいたいこんなやり取りだったと思います。
なんという上から目線な私…後日、大津先生より「色んなところで勉強ってなんやねん!」とこれ以上無いくらいのシバキ指摘を受けました。本当にそうだと思います。今だからそう思えます。
その後、Facebookを通じて不入流神戸の生徒募集を知り、即参加申し込みをしました。
二年目には師匠を始め、教室の兄弟子たちの全面的なバックアップを受け「師範」となりました。
ついこの間のことです。→不入流神戸ブログ
学ぶことって、一部分だけじゃダメなんです。ベースとなる部分は、やっぱり一貫した教育が必要です。
そして学び続けることも。自己流を出していくのは、基礎ががっちり固まってから。
長く続けていくためには、環境も大切です。その点私は、本当に恵まれています。
怖いけど、素晴らしい師匠。すごい怖くてすごい優しい。
頼れる兄弟子たち。真面目と不真面目がものすごい頻度で入れ替わるけど。
素晴らしい資材。不入流の資材使い始めて、目からコンタクトが落ちるハメに(鱗
素晴らしい学習環境。不入流神戸教室は、学ぶ上では最高の環境です。
これからも私は学び続けていきたいと思います。
自分を高めることで、その先に繋がるお客様のよろこびに繋がると信じて!
染川智洋
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