こんばんは武井です。
今月も東京きもの教室へ参加してきました。
9/11の神戸教室で高橋祖主に指導して頂いていましたが、
1週間(9/18)でまた東京教室で祖主にまた会うと
一緒に仕事している様な錯覚におそわれます(笑)
今回も潤浸酸で漬け込みながら他のシミ抜きを行っていきます。
潤浸酸の最大の特徴は
漬け込み→洗い→落ちていない汚れやシミは水で落ちることです。
嘘やろ?なんて思うかもしれませんが、インクのシミも落ちます。
そんな驚きの体験をされたい方は是非 神戸教室へどうぞ(笑)
今回は簡単に出来るアルカリ性で染色方法など他にも多数あったのですが
上手く書けないので割愛です。
【荒井師聖 H師範に色修正熱血指導中】
今回はなにより不入流タタミを見せて貰った事に感動しました。
着物の仕上げ時における注意点を指導しながら仕上げてくれました。
仕上げた後 説明をしながら着物に台紙を挟んでいきます。
少しでも覚えたいと思い
写真を撮っていくのですが台紙の枚数が10枚を越えたあたり
諦めました。(笑)
写真で撮って覚えられるモノではないと・・・
タタミながら順番に台紙を挟んでいくのですが
途中2手3手前に触った所にも追加で台紙を入れていくので順番が解らなくなるのです。
「慣れると10分で出来るよ。 慣れるまでは25分は掛かるよ」
生徒一同 無言・・・
祖主!すいません無理です!!
覚えるだけでも1日はかかります(笑)
途中まで台紙の枚数を数えていましたが諦めたので正確な枚数は分かりませんが恐らく15枚~20枚?
これに紋が入っている着物なら更に数枚の和紙が入るはずです。
教わりながらやったとしても、一度や二度で到底出来るものではありません。
祖主が不入流タタミを見せてくれている時に
動きがかっこよかったので思わず
かっこいい!!
と言ってしまいました。
そうすると祖主はニッコリと言うより悪魔のようなドヤ顔(笑)
笑顔はどうあれ
当たり前なのかも知れませんが動きはホントに無駄が無く流麗という言葉がピッタリです。
持っていったカバンが小さくて持ち帰る事が出来ないので
三つ折りにして無理やり詰め込んで持ち帰って来ましたが台紙のお陰で着物が崩れていません。
そうなんです これが不入流タタミの真骨頂なんです。
※開けた写真を撮らないのは元に戻せないからです(笑)
このまま宅急便で送っても恐らく着物が崩れることはないでしょう。
あの台紙の枚数の理由はとして崩れないそして次に着るときにシワが無いことなんですが
更に通常なら箪笥に保管してしまえば1年~2年でカビが生えたりするのですが
台紙が湿気を取ってくれることもあり2年~3年箪笥に入れたままでも
カビを生やすことが無いそうです。
※保管状態や環境によって変わります。
現在 神戸教室でも着物のシミ抜きや仕上げやタタミと言った
和服講習が出来る準備が寸前まで進んでいます。
その際にはweb上にて先行告知することになると思います。
和服講習を神戸教室にて開催できることを神戸教室一同楽しみにしておりますので
気になる方や和服のことを勉強してみたい方は是非お越しください。
一緒に楽しく学びましょう。

武井 基宏 (TAKEI MOTOHIRO)

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