クリーニング業界がしなければならない大切な事

7月12日 不入流神戸教室が開催されました。

この椅子にはマナーを守ってお座りください?

今回は『化学物質におけるリスクアセスメント』です。

なんのこと?

はい、簡単にいうと→洗剤・シミ抜き剤・溶剤などの化学物質による労働災害や健康障害を未然に防ぐための重要な取り組みです。

ここでは、簡単に概要だけ説明しますね。

リスクアセスメントを実施するにあたって簡単な基本的な流れです。

① 使用している化学物質を把握する

  • 洗剤
  • シミ抜き剤
  • 漂白剤
  • 有機溶剤
  • 防水加工剤
  • 消臭・抗菌剤

それぞれのSDS(安全データシート)を入手し、危険性・有害性を確認します。

② 危険性・有害性を確認する

確認する項目の例

  • 引火性
  • 皮膚刺激・薬傷
  • 眼への重篤な損傷
  • 吸入による健康障害
  • 発がん性の有無
  • 環境への影響

③ 作業ごとのリスクを評価する

作業想定されるリスク
シミ抜き溶剤の蒸気吸入、皮膚接触
漂白薬品飛散、混合による有毒ガス
洗剤調合飛沫による眼障害
ドライクリーニング有機溶剤の暴露

④ リスク低減措置を実施する

優先順位は次のとおりです。

  1. 危険性の低い薬品へ変更→取れにくくなる傾向がある
  2. 作業方法の改善
  3. 局所排気装置・換気の設置
  4. 保護具(手袋・保護眼鏡・防毒マスク)の着用→保護具着用責任教育講習を受ける
  5. 教育・作業手順書の整備

⑤ 定期的な見直し

  • 新しい薬品を導入したとき
  • 作業方法を変更したとき
  • ヒヤリハットや事故が発生したとき

常にリスクアセスメントを更新が大事!

クリーニング工場での具体的な取り組み例

  • 全薬品のSDSをファイル化し、誰でも閲覧できるようにする。
  • 薬品容器にラベルを貼付する。
  • 保護手袋・保護メガネの着用を徹底する。
  • シミ抜き作業は局所排気装置のある場所で実施する。
  • 毎年、化学物質管理教育を実施する。
  • ヒヤリハット事例を記録し、再発防止策を共有する。

最優先する事

  • 化学物質台帳の整備
  • SDSの最新化
  • リスクアセスメントの実施・記録
  • 保護具の適正使用
  • 従業員への定期教育

これらを継続することで、労働災害の防止だけでなく、法令遵守や職場の安全意識向上にもつながります。

午後からの実技の様子です

その前にこまあしゃる🫶

『先生、これ何でんの?』

実技の様子です。

お二人は今回は一人で染み抜きできるまで上達しました。(漂白もバッチリ👌)

ビフォーアフターです。

最後にこまあしゃる🫶

「 何でんの?て、お前、それはあれやないかい  」

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鵜川博明

不入流神戸 親不神会メンバー。(株)谷口商会 本社工場 工場長 いつまでも基本に忠実にし、時代の流れやスピードに合わせて、創意と努力でお客様の笑顔を作る事を心掛けています。そうすると洗いの先に何かサービスがあると思っています。その為に「脚下照顧」常に自分の足元をみて、日々精進して仕事に従事します。 趣味は身体を動かす事です。サッカーやフットサルは欠かせません。90年代のサッカーの話をすると止まりません。

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